ぷちプリマヴェーラのレビュー

Sugar Bunny*の春が詰まった1枚!

可愛い、おしゃれな、カッコいい、落ち着いた様々な声を持つ
Sugar Bunny*のまめこの新作は廃盤になったCDからの再録アルバムが登場!
今では入手困難な楽曲が再収録されるだけではなく
2019verになって過去作を持ってる人はその変化も楽しめる作品になっている。
様々なまめこの歌声を聞くことが出来て
Suger Bunny*を初めて聞く人やこれから聞く人に勧めるのにおすすめの1枚。

01:Soaring✪Spring
直訳して高騰する春という曲名の通り
テンション高く合いの手も多いライブ向けな曲から始まり
こちらも高騰したテンションで聞き出してしまう1曲。

高いロリ声のような可愛い合いの手がぱーりーぱーりー、ふぁいやーふぁいやー
と入り、最初からテンション上がるスタートから
これもまた可愛いボーカルが入り合間にも合いの手が加わり
聞いてるこちらも合いの手を入れたくなる。

歌詞も春の陽気を吹き飛ばして春はのんびりしたものでなく
始まりのような活力的な春だとを感じさせる
元気な歌詞になっている。
もえもえきゅーんきゅーん!と叫ぶ場所もあったりして可愛い
電波ソングのようなこの曲だが、それだけでなく
歌詞の中にChangeing yourselfといったように
ポジティブなメッセージが込められているのがまた
まめこの作詞力の高さを感じさせる。

ぜひライブで聞いて合いの手を合わせたい1曲。


02:Cherry Stars -2019 ver.-
3rdCD Floraliesからの1曲。
星のように輝く二人の恋の歌。

2019verになってまず驚いたのがギターのメロディだ。
キラキラと駆け抜けるようなギターイントロが加わり
更にこの曲が輝いて感じられた。
Floralies Verよりも音が多く入っており曲が更に引き立っている。
歌い方も歌詞に合った可愛らしい子が浮かぶような
トーンが高く更に元気な声がまたグッドだ。


03:Sweet Afternoon
1stCD Honey Popからの1曲。
甘い午後、二人で過ごしたいそんな時間。
歌い方が前よりウィスパーチックを増した
甘い、でも聞いててなぜか切ないような歌声になっている。

特に「…なんて、私、本当はどこにも出かけたくないの」
と歌うところが言いたくても言えないようなそんな
気持ちを乗せた歌い方が凄い良いので聞いてほしい。


04:moon at moon
3rdCD Floraliesから真昼の月という意味で
キミを待つ春の午後。
春らしい華やかなメロディーと歌詞で
午後のティータイムに聞きたくなるような
透き通るような歌声の1曲だ。


05:Chewy Cotton Candy
3rdCD Floraliesからの1曲。
過去にライブで歌ったときのMCの時
とてもお菓子や甘いものが歌詞に多く入っていると
言ってた曲でバニラ、ホットケーキタワー、コットンキャンディと
甘い物づくしな歌詞になっている。
歌声も甘く可愛いトーンなのだが2019verになって
コットンキャンディのようにコーラスと歌声が
更に甘くふんわりとしたボーカルに仕上がっている。


06:水玉ミントドロップ
3rdCD Floraliesからドロップのようにキラキラと弾けて
明るい曲が2019verになって更に明るくなって帰ってきた。
原曲にはなかった合いの手が追加されこの曲を更に盛り上げている。
リズムにバッチリな合いの手が非常に楽しくこれからライブで
歌われるのが非常に楽しみで
せーのでじゃんぷのところは本当に飛び跳ねたくなる。


07:チョコレート一粒の勇気
4thCD CHOCOCOLATIONからどこか遠いところで待つ君を探す、
小さな勇者の歌が収録。
サビからの盛り上がりが非常に素敵で
歌詞もチョコレート一粒の勇気を出して自分も
踏み出したくなるようなそんな勇気をもらえる。


08:Gateaux Sucre
1stCD Honey Popからのとても落ち着いた1曲。
穏やかなメロディーと優しい歌声で聞いているだけで
心暖まるようなそんな気持ちになる。

ガトーシュクレというタイトルどおりの
甘いお菓子のような優しい1曲だ。


09:Honey pot
1stCD Honey Popからのポップソングが2019verになって更に爽やかになって収録。
始まりを感じさせるメロディーからキラキラした音は変わらないままに
ギターのメロディーが加わり更にポップに仕上がっている。
歌声も最初のときと比べて更に高く明るい歌声で一層元気な曲になった。
ハチミツの甘さと黄金色の煌きを持ったようなこの曲は是非聞いてもらいたい。

Honey popと2-dementionのsweet*basketに収録されている
Honey Pot -New Recording Version-と3曲比較して聞いてみると
まめこの進化みたいなものを感じられるので聞いてみてほしい。


10:Chocolate Strawberry
4thCD CHOCOCOLATIONから甘く酸っぱい恋の歌が収録。
2019verになって歌声が更に甘酸っぱく感じられる。
いじらしいような歌い出しとサビ終わりのとろけて消えるような
声の閉じ方、Cメロの甘い歌声とどこを取っても素敵な歌声で
曲の甘酸っぱさを上手く表現している。


11:Dear
2ndCD Juwelからの1曲。
落ち着いた歌声が歌う明日への歌。
Juwelでの歌声はどこか大人びたような雰囲気だったものが
2019verでは落ち着いてそこにどこか優しさを感じさせる歌声になっている。
あきばお~こくではまだこのJuwelは在庫が残っているので(2019/05/05現在)
ぜひ手に入れてこの違いを感じてほしい。


12:Dazzlin'
1stCD Honey Popの始まりの1曲。
Suger Bunny*の始まりの曲が2019verの終わりを締める
という曲順がなんともエモく感じる。

ピアノのイントロから始まり徐々に盛り上がっていく
メロディがまさに始まりを感じさせる。
2019verになってさらに声が伸びが綺麗に聞こえてくる。
歌詞に「これまでの僕らもきっとこれからも
明るい色の花 咲かせるだろう」とあるのだがこの10年間
明るい花を咲かせづつけているとこのアルバムで実感した上に
これからも明るい花を咲かせるだろうというということを感じさせた。


13:サクライロ幸福論
このアルバムを締める新曲。
今流行りのFuture Bassをまめこが歌う。
サクラをテーマにしたこの曲はまさにそのように
桜のような一瞬を恋で焦がすそんな歌だ。

落ちる花びらのようにメロディに合わせひらひら舞う歌声に
気づけばこの曲という花の泉に沈みながら
一瞬で桜が散るように終わってしまうサクライロの1曲だ。