廃都市の一夜

見捨てられて久しい廃都市。訪れる人もなく、ひっそりとたたずむ。 夜半、干上がった幻影の海がよみがえり、忘れられた機械に幻の火が入る。 人知れず繰り返す、いにしえの都市の記憶。 つかの間の宴は儚い。 夜明けとともに幻は去り、あとはただ風が吹き抜けるのみ。

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